初心忘れるべからず…

10月18日（日）はピーノヴォーカル教室の発表会でした。
初心にかえって声楽を学ぼうとピーノ松谷先生のもと修行をはじめてから1年がたちます。

ジャズシンガーを目指しはじめてから19年。
もちろんボイストレーニングはかなりやってきた
もともと声量はある体質で、これまでの先生にはむしろ褒められてきたほうだ

ただ

自分の中でもっと音域を伸ばしたり声の幅を広げたり

まだまだ研究の余地があるような気がして
もっと厳しい世界に身を置いて

バシバシしごかれてみたい

と思っていた矢先
友人シンガーさんに素晴らしい先生がいると紹介してもらいました

ピーノ先生のもと
ジャズシンガーが門を叩いてよいものか緊張しましたがそこはジャンル関係なし
すべてのことにおいて目からウロコでした

ピーノ先生はすべてがお見通し
私は心も頭の中も真っさらな状態で身をまかせながら

導かれるままに声を出す

最初はうまく出せなかったし本当によくわからなかった

自分のこれまでやってきたことはすべて棚の上に置いた

そんな紆余曲折ながらレッスンに通ううちにすこしずつわかってくる

わかってきたら声がどんどん広がる

ある日とうとう先生に「日本人の声ではない」と言われた

日本人の声の発し方と、西洋人の発し方はまるきり違う
日本人の発し方はどうしても狭くなってしまう
ジャズを歌う私は英語で歌うためもっと幅が必要だ
なので少し進歩がみられたのが嬉しい

今まで苦手でちょっと難しいと思っていた曲たちを難なく歌えるように！

驚きの連続だ
ピーノ先生のレッスンどおりにやってきてよかった！！

今回の発表会のあと、まだまだ変化していくのが見えると言われ
これからも新しい自分を発見できそうで楽しみです

歌うのってこんなに楽しいのか

そう思うこのごろ